●「黄金銃を持つ男」をサントラ記事を書くために何回目かの再見をしましたが、やはりこの作品、マニアものですね。どういうことかと言うと、分かったうえで見ると、違う発見ができるということです。
今回気が付いたことは、敵方スカラマンガの住居がとってもお洒落だってこと。調度品などもお洒落で決めてるし、昆虫の標本ボードも綺麗に飾られている。こういうところに住んでみたいですわ。まあ多分、実際はロンドン近郊のパインウッドスタジオに映画用にセットで組まれたものでしょうが、映画での設定は、外は静かな湾の海岸ですよ。この海岸のロケ地は、この作品の後、ジェームズ・ボンド島として観光地化されてます。

・写真は、ジェームズ・ボンド島 PHUKET.COM by Hotels.com より。
http://www.phuket.com/attractions/james-bond-island.htm
今回のプロダクションデザイナーは、007シリーズでの名匠ゲン・アダムが参加してないという偏見があったのでしょうね。文化祭みたいなスカラマンガの運動場の安っぽさに目が移り、良いところを見逃していましたね。本編についてサイト
「ジェームズ・ボンドとシリーズ映画・批評」で辛辣なことを言いましたが、「黄金銃を持つ男」は、愛らしい作品です。
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●見慣れないポスターが検索で出てきましたので出しときます。どこの国かは不明ですが、公開時のポスターではなく、後に作られたものと推測します。

・通常は下記の2つのパターンが基本で各国でアレンジされます。
・これ(下記)は、スポンサーとの提携ポスターと思われます。

・日本版は下記です。
「ダイヤ」の頃と比べると絵のセンスが下がって、がっかりしたのを覚えています。
