先日、BS松竹東急で映画『メイン・テーマ』をやってました。そこでこの作品のヒロイン薬師丸ひろ子の相手役・野村宏伸について語ることとしましょう。
まず、映画『メイン・テーマ』の説明から。
1984年/101分/日本・角川映画
製作:角川春樹
監督:森田芳光
出演:薬師丸ひろ子、野村宏伸、桃井かおり、財津和夫
■解説80年代最大のアイドル・薬師丸ひろ子と『家族ゲーム』などで躍進した森田芳光監督が手掛けた角川青春映画。
保母の小笠原しぶき(薬師丸)は、房総の海岸でマジシャン修行中の健(野村)と出会い、一緒にダットサントラック4WDで旅に出るが喧嘩ばかり。そこに中年男女のカップル(桃井・財津)の別れ話が被さる。そして舞台は沖縄へ…。(Amazonより抜粋)
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この映画について筆者は大いに思い入れがあって、いろいろ申し上げたいことがありますが、まあここは準主役の野村宏伸氏について語ることにしましょう。
まず「男の裸」ですが、今作『メイン・テーマ』では男の裸は無いです。野村氏の裸については別作品で後で述べましょう。ただ映画『メイン・テーマ』における野村氏は色っぽいですよ。
すでにスターだった薬師丸ひろ子の相手役として一般公募、23,000人が参加したオーディションで優勝し、野村氏は俳優デビューすることとなる。このデビュー作『メイン・テーマ』で第8回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。
まあねえ、ド素人なんだから演技は棒、褒められたもんじゃない。ただ、たたずまいが様になってる。存在感と言うか、印象的と言うか、そういうフワッとした男優は当時いませんでしたから新鮮で、そこら辺が賞に結びついたのかのしれません。筆者に言わせれば「ぼくとつとした色気」ですね。
今回、BS松竹東急の録画をところどころ再見して気が付きましたが、彼がはいてる短パンがヨレヨレで、数十秒に渡って股間の形が陰嚢込みで浮かび上がるシーン(カット)は微妙なエロスでした。
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映画『メイン・テーマ』に関しては、当時のバブル前哨戦の世情、製作の角川春樹の栄光と凋落、監督の森田芳光の作風など申し上げたいことはありますが、長くなるので割愛。薬師丸ひろ子が現在も準主役級で年齢に応じた俳優を続けていることはご存じの通り。ご本人の実力でしょう。
薬師丸氏についての2014年に書かれた興味深い論評が、yahoo!映評にありましたのでリンクしておきます。
あ~いって、よ~く、わからないけ~どぉ~
ちなみにネット登場後に書かれた『メイン・テーマ』の評価は酷評です。採点は5点満点で2.7点。まあ当然、映画『メイン・テーマ』は、あの時代(バブル前夜)だからこそ出来えた作品ですよ。今の目から見れば陳腐そのもの。
ただし公開当時、同世代の鑑賞者としては「お洒落な恋愛」、下世話な言い方をすれば「こます事」のハウツー映画にはなってたね。ラストシーンは沖縄の万座ビーチホテル(オープンしたて)。当時筆者はこの映画の野村氏の立ち振る舞いを真似てましたよ。
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野村氏に話を戻しましょう。
男の裸ということで、野村宏伸は『メイン・テーマ』デビューの2年後、1986年に角川春樹監督による『キャバレー』で全裸になってます。今回再確認した訳ではないので記憶ですが、全身全裸ケツ出しショットで数カット、そんな感じだったと思います。これはもう当時の角川映画のマーケティング戦略、持ち球の薬師丸は安定だし、次は女性客の色目を狙った、それこそ「男の裸の魅力」の売りですよ。
野村氏の裸の話を繋げると、だいぶ時を経て
『花と蛇』(2004年、東映)でも脱いでいたはず。「はず」と筆者が表現するのは、筆者はこの作品を見ており認識はしているが映像としての記憶は飛んでいるからです。まあ致し方ない。野村氏はこの頃、デビュー当時の初々しさなどとっくになく、筆者にとってどうということなくなっちゃったからですね、申し訳ない。
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角川で見いだされた野村氏はその後事務所を変え、主演こそ減ったが、TV、映画と以外と出演作は多い。主にTVのサスペンスものを中心としている。
野村氏20代半ばの
TV『教師びんびん物語
』シリーズ(フジテレビ)、30代の『学校の怪談
』シリーズ(東宝)などで再ブレイク。当時、億単位の収入があったとのことで、金にまつわるトラブル話がネットに載ってます。野村宏伸氏の人生談として興味深い話ではありますが、こちらでは長くなるので割愛しましょう。
筆者として申し上げたいのは、デビュー当時の野村氏は、筆者に大いに影響を与えていたということ。野村氏は現在でもメディア活動を継続しています。2025年時で59才。近年の写真もいただいておきました。
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BTM