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サントラ・ジェームズ・ボンド・映画音楽アートの研究・映画コラム

「ジェームズ・ボンド映画」のサントラを中心に、映画音楽、映画批評、アートなどを述べていきます。映画コラム・写真集などあります。

オオカミ狩り



2022年製作/121分/R15+/韓国
PROJECT WOLF HUNTING
監督:キム・ホンソン
出演:ソ・イングク、チャン・ドンユン

【あらすじ】
死ぬか。殺すか。行き先は、地獄。
2022年、逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船が釜山港に向けて出航した。ベテラン刑事約20人が護送官として乗船。監獄化した貨物船には、第一級殺人犯ジョンドゥ(ソ・イングク)など極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。
密かに脱走を企てていたジョンドゥにより暴動が勃発。船上は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと立ち向かう警察。そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、熾烈な戦いが幕を開ける。(amazonより抜粋)



まあ、なんと言うか、筆者にしてみれば、映画作品としては限りなくC級に近いB級映画です。ただし、ネット上の感想にあるように「スプラッター(血ふぶき・残酷描写等)映画としては一流」という意見には同意ですね。
とにかく前半の犯罪者対警察、後半の「怪人」の暴れっぷり、これらは半端なく、良く出来てます。とにかく殺す殺すのオンパレードで、それを楽しめる人にとっては優秀作品と言えます。一方「この映画に高得点を付ける人とは友達になれない」という意見にも同意ですね。

筆者がB級と決めつける理由は、主に前半、散々暴れて死んでいくテロリストもどき集団は一体何だったのか?敵なのか味方なのかそれも良く分からない。主人公はこの人だろうと思っていたら途中で死んでしまうし、後半の怪人を作ったという旧日本軍の描写も滅茶苦茶、医学的裏付けみたいな話も出るが、そんなもんいい加減だろうとバレバレ。つまりストーリーが滅茶苦茶。ただし前出のようにスプラッター描写が畳みかけられ、それが見せ場になっているので飽きることなく見ていられる。



男の裸行きましょう。犯罪者集団の中にイケメンが数人おり、リーダー格の全身タトゥーが、殺した相手に尻出して潮かけ。また全身ショットで全裸の着替え。後ろショットで前は見えず、全身タトゥーのため肌も確認できない。まあ撮影用にタトゥーを書くためには全裸になる必要があるから、それを想像すれば色っぽいちゃあ色っぽい。

警察側上層部の管理職(と思われる)青年が全裸で立ち姿、それを膝をついた別の全裸青年がフェラをしているシーン。フェラ中に立っている全裸青年がフェラ全裸青年の頭を砕き殺す。こんなシーン、初めて見ましたわ。まあそのくらいで、大したことは無いと言えば大したことではないが、この作品でないと見られない映像であることは確かですね。

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「ボンド映画」「映画音楽」の長年のファンです。

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